虫じゃなかった!──冬のお花を食べる“犯人”は鳥でした🐦
- 緒方法子

- 14 分前
- 読了時間: 3分
こんにちは、Misel Plants Tokyoの緒方です🌸
最近、いろんなお客様の花壇を見ていると、時々「花が食べられている!」ということがあります。最初は「虫かな?」と思っていたのですが…実は犯人は鳥だったんです。
今日はスタッフやお客様から寄せられたエピソードを交えながら、鳥による食害についてまとめてみます。
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❄️虫じゃなくて鳥だった!
あるお客様から「ストックがきれいに折られてしまっている」とご相談がありました。虫食いのように少しずつかじられるのではなく、花ごと大胆に折られているのが特徴です。別のお客様からも「プリムラジュリアンが何株も食べられてしまった」との声が届きました。最初は虫のせいかと思っていたけれど、どうやら鳥が花びらをついばんでいたようです。
さらに、別のお宅では「ビオラを好んで食べる鳥がよく来る」との報告もありました。
冬は虫が少なくなるうえに、鳥の食べ物も限られてしまうため、花壇のお花が狙われやすくなります。そのため、この季節は鳥による食害が特に目立つのかもしれません。

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🌸鳥の好みは色にも?
観察していると、鳥にもどうやら好みがあるようです。プリムラジュリアンは特に人気で、黄色の花が狙われやすい傾向があります。ピンクは比較的無事なこともありますが、場所によってはピンクも食べられてしまうことがありました。
「プリムラジュリアンはとにかく鳥に人気なんだなぁ」とスタッフみんなで改めて実感しています。花の色によって被害の出方が違うのも面白い発見です。


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🐤犯人は…イソヒヨドリ?
ある現場では、イソヒヨドリがかなりの近距離でじっとスタッフの動きをを見ていたそうです。まるで「次はどの花にしようかな」と考えているような表情で、監視されている気分になったとのこと(笑)。
鳥たちも冬の花壇を楽しんでいるのかもしれませんね。人間にとっては困ることですが、自然の一部として受け止めると少しほほえましくもあります。

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🛡鳥害対策の工夫
鳥に狙われやすい植物には特徴があります。例えば、センリョウやチェッカーベリーなど赤い実をつける植物は、鳥に見つかりやすいのです。鮮やかな赤は遠くからでも目立つため、ヒヨドリやイソヒヨドリがやってきて実をついばんでしまいます。こうした植物には網をかけるなどの物理的な対策が有効です。
他にもカラスなどには、寄せ植えの中に細い針金を刺しておいたり、鳥が嫌いな強い香りの植物を植えるという方法もあります。
一方で、鳥を完全に遠ざけるのではなく、バードフィーダーを設置して小鳥にエサを用意する方法もあります。実際に試したところ、鳥たちは花ではなくエサの方へ集まるようになり、花壇の被害が減ったそうです。庭に訪れる小鳥との共生を感じられる工夫ですね。


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🌿まとめ
虫だけでなく、鳥も花を楽しんでいるんですね。ちょっと困ることもありますが、自然の一部として受け止めつつ、工夫をしていきたいと思います。
春に向けて、花壇を守りながら季節を楽しんでいきましょう。


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